東京・上野には、美術館や博物館が数多く集まっています。お散歩するだけでも芸術に触れられる、アート好きにはたまらないエリアです。その中でも特に特別感があるのが国立西洋美術館です。
この記事では、国立西洋美術館の見どころを詳しくご紹介。チケットは事前予約が必要かどうか、館の魅力や楽しみ方、お得な情報もあわせてわかりやすくまとめました。
国立西洋美術館の見どころ
国立西洋美術館の最大の魅力は、何と言っても展示作品の幅広さです。印象派のモネ 作品などルネサンスから近代美術まで、時代を超えた名作が揃っています。作品を実際に見てみると、教科書や写真では伝わらない色の重なりや筆づかいに思わず足を止めてしまう人も多いはず。
展示室ごとにテーマが分かれているので、順番にみていくだけで美術史の流れが自然と理解できるのも国立西洋美術館の見どころです。
美術館の建物自体が世界文化遺産
国立西洋美術館は、建物自体が世界文化遺産に登録されている美術館です。1959年に完成した国立西洋美術館は、建築家ル・コルビュジエにより設計されました。
ル・コルビュジエは、この建物を「歩きながら空間を体験する美術館」として設計し、館内を進むと作品を観る人の視線や空間の広がりが少しずつ変わるように考え抜かれ設計されています。建築ファンだけでなく、ル・コルビュジエが作る空間体験を楽しむことができます。
ジグザグのスロープ
本館中央の「19世紀ホール」には、ジグザグに伸びるスロープがあります。階段だと足元が危ないからと下を見て歩いてしまいがちですが、スロープにすることで作品を見ながら移動することができます。
そのスロープを歩くたびに、視線が少しずつ変わっていって展示された作品の見え方が変化していきます。実際に歩いてみると、視界がゆっくりと広がっていく感覚があり、思わず足を止めて空間を見渡したくなる瞬間もあります。
これはル・コルビュジエのアイデアで、移動する時間そのものも美術館の楽しみになるように考えられています。
広がる美術館のアイデア
国立西洋美術館には「無限成長美術館」と呼ばれるユニークな設計コンセプトがあります。中心から外側へ、渦巻き状に展示スペースを広げられる設計で、コレクションが増えるたびに建物も成長するというアイデアです。
実際には制限があり、無限に建物が広がっていくということはありませんでした。しかし、建物が広がっていく雰囲気を感じることはでき、どんな風に広がっていくことを思い描きながら設計したのかを考えながら美術館を楽しむのも良いかもしれませんね。
ロダンの傑作「考える人」がチケット無しで見られる?
国立西洋美術館の見どころのもう一つは、あのロダンの彫刻「考える人」がチケット無しで見られるところです。建物に入る前の前庭には、誰もが知っているあの有名な彫刻が展示されているのです。
まだお金も払っていないのにまさか本物の「考える人」が置かれて?と一瞬疑う人もいるでしょう。正真正銘のロダンの作品です。写真で見たことがある人も多いと思いますが、実際に見てみると想像以上の迫力があります。正面だけでなく、横や後ろ、斜めなど360度さまざまな角度から眺めることができ、思わず足を止めて見入ってしまう人も少なくありません。
「考える人」と考える人の格好をして写真を撮る・・・いい構図で、インスタ映えしますよね〜。是非天気の良い日をねらって訪れてみてください。。
松方コレクションで味わう西洋美術の魅力
日本の若者達に本物の西洋美術を見せたいという思いから収集された実業家・松方幸次郎のコレクションを、国立西洋美術館に行けば観ることができます。松方コレクションは、モネやルノワールなど、教科書で見たことのある作品を実際に目の前で鑑賞できるのが魅力です。
20世紀の画家であるピカソやミロなどの作品も展示。どこかで見たことのある名作を実際に間近で観ることができ、美術に詳しくなくても楽しめるのもこの常設展の魅力です。
特別展でしか見られない限定作品
国立西洋美術館では、常設展示のほかに定期的に特別展も開催されています。特別展では海外の美術館から作品が来日することもあり、普段はなかなか見られない名画に出会えるチャンスです。
展示室に入った瞬間、思わず足を止めてしまうような作品に出会えることもあります。事前にスケジュールを確認しておくと、訪れるタイミングを選びやすくなります。
国立西洋美術館のここがすごい!注目ポイント
国立西洋美術館は、展示作品の素晴らしさだけでなく、建物の価値やアクセスの良さ、来館者への配慮など、さまざまな点で評価されています。
- 美術館の建物が世界文化遺産に登録
- 世界的な傑作ロダンの彫刻「考える人」が無料で見られる
- 日本有数の西洋美術コレクション
- 上野駅(公園口)から徒歩1分
- タブレットを使った手話・日本語字幕つき作品解説
- 企画展開催中の特定日に託児サービスを提供(有料・事前予約制)
チケットは事前予約必要?
土日や特別展の時期はチケット売り場に列ができることもあるため、事前に予約しておくと当日はかなりスムーズに入館できます。20分近くチケットを買うのに待たされる場合もあるので、やはり事前にチケットを事前に予約しておくのがベストです。
公式ウェブサイトでは、入館日時を指定してチケットを購入できるので、待ち時間を最小限に抑えられます。
常設展と企画展ではチケット代も違う
事前に調べずにふらっと国立西洋美術館に行ってみたら企画展が開催されていたなんてことありますよね。実は企画展は特別に作品などを海外から借りてきたりしてるためチケット代が少し割高になっています。
企画展のチケット代:2000円前後
常設展のチケット代:500円(一般)
常設展が無料で楽しめる日ある
国立西洋美術館では、毎月第二日曜日に常設展を無料で鑑賞できます。「Kawasaki Free Sunday」と呼ばれ、川崎重工業株式会社の支援によって実施されています。無料ということもあり混雑しますが、世界的な傑作が見れるのはとても貴重な機会です。
まとめ
国立西洋美術館には、印象派の名画やロダンの彫刻など見どころが数多くあります。建物そのものも世界文化遺産に登録されており、美術と建築の両方を楽しめる場所です。チケットは事前予約をして「国立西洋美術館 見どころ」を押さえれば、初めての訪問でも効率よく鑑賞できます。
国立西洋美術館は、芸術の世界を心ゆくまで堪能できるスポットとして、自信を持っておすすめできる場所です。






