現代は日本国内でも海外の有名作品を鑑賞することができ、期間限定で有名画家などの展示会が行なわれることが多いです。そして、2025年には画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品が展示されていましたが、ロートレック展はどのようなものなのでしょうか。
そこで今回は、ロートレック展とは何か、過去に展示された作品と見どころ、2026年の開催について紹介します。
ロートレック展とは?
芸術・絵画と聞くと、フィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』やヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』などを思い浮かべる人が多いと思います。そのため、ロートレック展を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
ロートレック展とは、19世紀末にフランス・パリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品が数多く展示されており、日本各地の美術館で開催されていたそうです。
それでは、ロートレック展について詳しくみていきましょう。
フランスの画家
ロートレック展について紹介する前に、まずはアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんについて知っていきましょう。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんは、1864年11月24日にフランス帝国・ダンヌ県・アルビに生まれ、家は伯爵家の名家だったそうです。そして、8歳の時に母親とフランス・パリに移り住むようになり、そこで絵を描き始め、才能を見出されました。
しかし、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんは13歳の時に足に大怪我を負ってしまい、その影響で152㎝でストップしてしまったそうです。
約200点以上の作品
これまでアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんは数々の作品を描いてきましたが、私生活はかなり荒れていてアルコール依存症などになってしまっていました。
そんな自由奔放な一面を持っているアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんですが、現在では展示会が開催されるほど評価されており、アメリカのベリンダさんとポール・フィロス夫妻によって収集された作品が公開されていたようです。
ちなみに、フィロス夫妻によって収集されたアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品は約200点以上とされています。
2024年~2025年に開催されていた
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんを扱った映画が公開されるなど知名度などは高かったですが、日本でロートレック展が開催されたのは初めてでした。日本国内でロートレック展が開催されていたのは2024年~2025年となっており、東京都にあるSOMPO美術館や北海道の札幌芸術の森美術館、長野県の松本市美術館などを巡回していたそうです。
ちなみに、ロートレック展の入場料は小中高生は無料で、大学生は1,000円~1,200円、一般は1,600円~1,800円となっていました。
ロートレック展で過去に展示された作品と見どころは?
これまでアメリカなどではロートレック展が開催されていましたが、日本では初ということでそこまで一般的な知名度はなかったと思われます。では、日本初開催となったロートレック展にはどのような作品が展示されていたのでしょうか。
また、ロートレック展の見どころなども、今後のために知っておきたいですよね。
それでは、ロートレック展で過去に展示された作品と見どころについて解説します。
作品
2024年~2025年まで開催されたロートレック展では、版画作品や挿絵、家族や知人にあてた手紙、プライベートな写真といったかなり貴重なものが展示されていました。
そして、ロートレック展に展示されていたアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品には、ポスターにも使用されている『キャバレのアリスティド・ブリュアン(文学のせ前)』といったものや1893年に描かれたとされている『レスタンプ・オリジナル』誌表紙などが公開されていたようです。
圧倒的な展示数の数
ロートレック展の作品はベリンダさんとポール・フィロス夫妻が約20年にわたり収集したコレクションが展示されており、かなりの数を集めてきました。そして、ロートレック展に展示されていた作品は、数あるコレクションの中から状態の良いものだけを厳選した300点が公開されており、美術館によりますが200点以上が置かれていたとされています。
そのため、ロートレック展の見どころとしては、圧倒的な作品の数ということが挙げられるのではないでしょうか。
素描
ロートレック展のテーマは「時をつかむ線」となっており、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの最大の特徴である素描を感じられる作品が多く展示されています。
そのため、ロートレック展の見どころとしては、素早い筆致で描かれた素描ではないでしょうか。
素描は鉛筆や木炭などの単色の画材を用い、線を中心に描かれた作品のことです。ロートレック展では素描で描かれた作品が数多くあり、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんが何を見て、何を描きたかったのかということが感じられます。
ロートレック展は2026年開催する?
美術館巡りが好きという人は、様々な展示会に足を運ぶことがあるかと思います。しかし、何かしらの理由でアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品を見ることができなかったという人もいるかと思いますが、ロートレック展は2026年も開催するのでしょうか。
作品が貴重である場合、世界各地を巡回することもあるので数年後になるということもありますね。
それでは、ロートレック展の2026年の開催予定について探っていきましょう。
6月から9月の予定
2026年1月現在、2024年~2025年に開催されていたような単独でのロートレック展の予定は確認することができていません。
しかし、2026年6月13日~2026年9月23日に東京都丸の内にある三菱一号美術館で「”カフェ”に集う芸術家ーマネ、ゴッホ、ロートレックからピカソまで(仮称)」が開催される予定となっています。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックさんの作品だけではないですが、1度に他の作品を見ることができるようですね。
まとめ
今回はロートレック展とは何か、過去に展示された作品と見どころ、2026年の開催について紹介しました。
現時点では過去に行なわれたロートレック展ほどの規模の展示会が行なわれるかは不明ですが、三菱一号館美術館とひろしま美術館で予定されているようです。今後、詳しい開催スケジュールなどが公開されるようなので、興味のある人はチェックしておきましょう。






